滋賀県にある藤ヶ崎龍神社・妙得龍王神社には
なんと龍神様ではなく白蛇の神様がおられるそうです。
詳しくはこちらの桜井識子さんの書籍で紹介されています。

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実際に数々の場所を訪れ、膨大な龍の取材を通して得た知見を
創意工夫してわかりやすく伝えてくれている素晴らしい本です。
相当の覚悟と使命感を持って伝えてくださるので
識子さんには感謝すると共にいつも頭が下がる思いです。

今月発売になった新刊本が届いた翌日に
さっそく参拝してきましたので
その時の様子をお伝えしたいと思います。

2024年8月上旬 6:30

もうすこしで神社の駐車場というあたりで
道路の真ん中に〝ドデン〟とトンビが立っていました。
お出迎えしてくれたのです。

「よお、さっそくきたな歓迎するで」
「・・・歓迎やで。気づいてる?わかってるかあ?」
はい!わかっています、ありがとうございます!

ガニ股の足が、なんとも可愛くてホッコリしますね(*^-^*)
ぜんぜん動こうとしないので、ブレーキを緩めてソロソロ近づくと

優雅にバサッバサッと飛んでいったので
お仕事完了!でどこかへいっちゃうかなと思いきや
こんどは案内板にとまりました。

羽が迫力あってカッコイイですねえ。
神社仏閣で、こんなに近い距離でトンビと遭遇するのは初なので
ありがたくて嬉しかったです。

トンビと言えば以前、ベランダにトンビが飛んできました。
近距離に限っていえば今のところベストワンです。
この記事に書いており、動画でも見れるようになっています。
神使のトンビがベランダにやってきた!!

こちらを振り向き、勇ましい姿で神社の案内板に立っています。
背筋ピンという感じで、じーーーっとこちらを見つめてました。
「ゆっくりしてきいや~」

はい、ありがとうございます!
丁寧で気合の入ったお出迎えに感動して胸が高鳴りました。
白蛇の神様、ありがとうございます!とお礼を言いました。

公式には藤ヶ崎龍神社(藤ヶ崎神社・妙得龍王神社)
と書かれていましたので
2社をまとめて〝藤ヶ崎龍神社〟と呼ぶのかもしれません。

右手に見えてくる水辺にあるこちらが藤ヶ崎神社の祠ですが
ここは琵琶湖にいる〝大きな湖の神様〟に対しての遥拝所でした。
声は届きますが願掛けをする神様ではないようです。
詳細は本を読まれてみてくださいね。

祠の扉を開けると御朱印があり
セルフで持ち帰れるようになっていました。
御朱印を集めている方はありがたいですね。

このあと竹生島へ行ったのですが
思った通りというか、島内の神社は人が多かったので
湖の神様にご挨拶したり、お話を聞いてもらうなら
ここのほうがゆっくりできそうです。

こちらが識子さんが言われていた洞窟の中に祠があるところで
〝妙得龍王神社〟という名前がついていました。
参拝に行かれる方は目印にされてくださいね。

後からやってきた地元のおじさんが
「参拝にきたの?」って聞いてくれて
「はい」と返事をすると「ちょっと待っててねー」と言って

金網をよけて岩に立てかけ
洞窟内にあるロウソクを灯してくれました。

閉まっていた柵を自分でどけて、参拝したら戻して帰るみたいです。

〝お供え物はゴミも含めて全部持ち帰る〟

悪気なくこのマナーを知らない方が多いのではないかと思います。
どの神社仏閣でも共通のマナーですから広く浸透することを願うばかりです。

洞窟の入口はこのように小さくて狭いです。
体をよじって中へ入るのですが、どうしても岩肌に触れました。
服が汚れたという人がいましたが私たちは汚れませんでした。

1人ずつしか入れないです。
写真左手前にお賽銭箱があるのでココにお賽銭を入れました。
洞窟内の石の上にお賽銭を置くのはNGだとファイルに書かれてました。

ロウソクが点いていないと洞窟内は暗くてよく見えません。
実際は写真よりも暗く感じます。
おじさんがロウソクを点けてくれたので助かりましたが
知らなかったら勝手に点けていいか迷っていたと思います。感謝!

夫と交代で今度は私が洞窟内へ入ろうとしたとき
左の陰からカエルがピョンピョンピョンとやってきました。
えっ!うわあ神様ありがとうございます!と即お礼を言いました。

ココには龍はいませんが
ヘビの置物のほうに白蛇の神様が宿っているそうですよ。
祠よりも宿りやすいのでしょうね。
カエルはそのヘビの置物の後ろへ入っていきました。

あれ?ヘビってカエルを食べるよね、大丈夫?(3次元での話です)
などと、つい心の中で失礼なことを考えてしまいました。

神格の高い大蛇のような白蛇の神様が宿っておられるので
お願いごとがあればこちらで願掛けされるといいです。
ご利益の詳細も本に書いてありましたよ。

自然霊の龍はお稲荷さんのように数は多くないそうです。
なので龍とつく名前の神社でも龍がいないことが多く
違う神様がおられたり、神様がいない空のところもあるようです。

実際に龍のいる神社仏閣は希少なんですね。

ちなみに、識子さんがこれまでに教えてくれた白蛇の神様だと
出雲大社に鎮座されている白い大蛇の神様がおられます。
そのことはこちらの記事に書きました。
出雲大社には白い大蛇の神様がいる!

茶色のカエルを夫に見せようと洞窟へ呼んできたら隠れてもう見えません。
夫にも見せたかったなあと、でも仕方ないかと、ちょっぴり残念に思いながら
洞窟を出たら右側から薄緑のちっこいカエルがピョーーンピョンと出てきました(笑)

一旦クルリと体ごとこちらを向いたので目線が合いました。
「見たよね?」と確認すると向きをかえて
ピョーーンピョーーンと去っていきました。

10円玉サイズのちっこいカエルです。
トンビだけでもすごいのに、縁起のよいカエルまで
それも2匹も見せて楽しませてくれた優しい神様でした。

最後は識子さんが言ってたこの癒しスポットでゆっくりしようと
湖畔まできて広い琵琶湖を眺めていたら、上空に何かいる!!
動きが龍に見えるので、えっ!?何?私見えるようになったの!?

鳥の群れが連なって、龍が悠々と泳いでいるように見えたのでした。
慌てて動画にも撮ったのですが、もう遠くて薄くなっていました。
ちょっとわかりづらいですが拡大した写真です。

いや~私にも龍が見えるようになったかと本気でドキドキしましたあ(*´▽`*)
動画も撮ってきたので、ほっこり楽しんでもらえたら嬉しいです。

最後までお読みくださり
いつもありがとう存じます。

これから藤ヶ崎龍神社へ行かれる方へ

予習されてから行くと充実した参拝ができるかと思います。
白蛇の神様にご利益をいただける方が増えますように。

藤ヶ崎龍神社(妙得龍王神社)

滋賀県近江八幡市牧町2187