福岡県糸島市にある高祖神社(たかすじんじゃ)は
福岡で最古級の神社で
地域の方々に愛され守られており
2023年には国の重要文化財に指定されています。

背の高い木々に囲まれた参道は木漏れ日が心地いいです。

2024年5月上旬 10:25

ご祭神が怨霊から神様になった経緯のお話は
識子さんのこちらの本で丁寧に紹介されています。


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高祖神社を簡単に紹介している識子さんブログはこちら。
高祖神社 ~福岡~

怨霊が祀られている神社はたまにありますが
そのほぼ全てが神様にはなっていないそうです。
ですが高祖神社はほかと違い
力の強い神様になられているとのこと。

今では病気平癒や縁結びにご利益のある
笑顔の素敵な優しい神様になられているそうですよ。

識子さんが神様から聞かれた話によると、
神様が人間だったのは卑弥呼の時代よりも前の太古の昔で
生前の神様は女性のシャーマンでした。

中でも群を抜いてレベルの高い霊能力者として
人々のために活躍されていたのですが
霊能力で地位も権力も手に入る時代だったため

その力を妬み恐れて陥れるといった
偽物の霊能力者の手によって毒殺されたのです。

シャーマンとは神様を自分に乗せたり
体を使ってもらうことで神の言葉を伝えるので
体調が悪化してからではアドバイスをもらうこともできず

激痛に苦しみのなか、心ない噂まで広がり
それによって自らも神様に嫌われ見放されたと思うようになって
絶望の中、この世を去ったとのことです。

衝撃すぎて胸が痛くなりました。

人は死んだら全てを知ることができるそうです。
誰にどのように殺されたのかを知って
怒りのあまり怨霊にまで落ちてしまったのですが

長い年月の中で人々の温かい信仰を受けたことで
怨霊から脱出することができたため
今度は自分が人間に奉仕しようと神になると決め

長く苦しい修行にたえて神様にまでなられて
現在は人々の願いを叶えて恩返しされています。

本殿後方、裏側の角には石の上に建てられた
小さなお社が左右にあり

当時は怨霊を押さえるための神様が
結界を守っていたそうです。

怨霊を封じ込める、押さえるという
役目の神様っているんですねえ。
そして本の中には、怨霊の怖さがわかる話も書かれていました。

波動の良い土地だといわれていた境内を見渡すと
神様の優しいご神氣も感じることができます。

見ていないので知らなかったのですが
NHKの朝ドラ「おむすび」のロケ地でもあったんですねえ。

最初の鳥居をくぐってすぐの左側の奥に
徳満宮というお社があります。
昔は参道をはさんだ向かい側にもお社があって

本殿の裏で結界を守っていた2社と
合わせて4ヶ所で神様が怨霊を押さえていたそうです。

高祖神社の神様が神になられたとき
お祝いとしてサポートするパワーを残されていかれたそうで
現在は、参拝するとパワーがもらえるそうですよ(*^-^*)

最後までお読みくださり
いつもありがとう存じます。

高祖神社の動画も撮ってきてますので
一般的な神社と少し違うという雰囲気を
楽しんでもらえたら嬉しいです。

これから高祖神社へ行かれる方へ

ご加護やご利益を頂ける人が増えますように。

高祖神社

福岡県糸島市高祖1578