鰐淵寺(がくえんじ)の中には摩多羅神社があり
どこにでもいる神様ではなく特別な神様だという
摩多羅神のお姿はなんと、中国からきた龍神だったのです!!
神仏が視えてお話ができる
桜井識子さんのこの本に紹介されているのですが
本が発売される前に待ちきれず、鰐淵寺へ参拝しました。
100年先も大切にしたい日本の伝えばなし/Amazon
100年先も大切にしたい日本の伝えばなし/楽天
出雲地方の神社仏閣参拝を計画しているときに
そうだ、もうすぐ識子さんの本が出るよね、
新しい島根県方面の神社仏閣は紹介されてないかなー?と
予約ページで目次を確認したら鰐淵寺の名前があったのです。
当たり前ですが、名前以外の内容はまだわからないため
どんなお寺でどんな神仏がいるのかも、この時点ではまだ知りません。
ですがこの本のテーマは、伝説や由緒はどこまでが本当なのか?
神仏に聞いてわかった真実を知ることができる
ということは識子さんのブログで見て知っていました。
目次に掲載されているだけでもう、すごいお寺なんだろうな
ということはわかりますし、
自分なりに鰐淵寺の由緒や伝説を調べていたら
お堂のある滝などもあったので
せっかく近くまで行くのに
行かない選択はありませんでした。
なので識子さんが話す見どころを予測しての
いつもとはちょっと違った参拝の仕方で
新鮮なドキドキ・ワクワク感がありました。
2023年5月下旬 PM13:35
駐車場にトイレがあります。
境内ではトイレを見かけませんでしたので
済ませてから行かれるとよいと思います。
また、私達が参拝した5月は駐車料金が無料でしたが
紅葉の季節は有料という情報を見かけましたので
お出かけの際は確認されるとよいと思います。
この先へは車で行けないようになっていました。
この地図を見ていたら、摩多羅神社が境内にあったので驚きました。
驚いた理由は、順を追って説明しますね。
ココから先は仁王門まで、舗装された登り坂の道を
10分ちょっと歩いたと思います。
行きは仁王門をくぐり
帰りは仁王門の右横を通るという一方通行になっていました。
入山料は一人500円でした。
先へ進むと、地面に何かが止まっています。
帰宅して調べるとミヤマカワトンボというトンボでした。
写真だと良さがわかりにくいのですが
透け感ある羽根の色で、胴体のグリーンの色もツヤがあるのか
キラッとしていて、綺麗なトンボだな~としばし見惚れました。
大きいトンボなので存在感もあるのです。
あとで調べて知ったのですが、ミヤマカワトンボのメスは
卵を産むときには水中の中に1時間以上も潜水して産むそうなんです。
体毛についた空気が膜になり、それを利用して呼吸してるんだとか。
すごいですね~
ここから階段を結構登りますが、段差が低いので助かりました。
まずはご本尊がいる根本堂へ向かっています。
登りきっても、また階段がありました。
ここは円仁さん(慈覚大師)ゆかりのあるお寺で
円仁さんを呼ぶとお話ができることを後で知り
ご挨拶や、話しかけることができなかったのが残念でした。
右手に見えた綺麗な庭のような場所は
ロープがされていて入ることができませんでした。
どうやら宝蔵殿のようです。
歴史を感じる根本堂が見えてきました。
新緑が綺麗な季節です。
ご本尊は、薬師如来さんと千手観音さんで秘仏ですが
真言はそれぞれ書かれてありました。
根本堂を横から見たところです。
根本堂の左奥に、摩多羅神社がありました。
日光の輪王寺常行堂で識子さんが絶賛していた摩多羅神さんです。
もしかしたら摩多羅神さんのことも書かれているかもと
撮っておいて正解でした。お話の内容にビックリしました。
このとき屋根の色が、色見はすくないですが虹色のように日焼けしてる?
珍しいなあ~と思ったのです。
私達もそれなりに結構な数の神社仏閣を参拝していますが
こんな屋根を見たのはここが初めてだったからです。
色は薄いですが、青、白、赤、緑がわかると思います。
本を読んでから見てもらうとビックリされるかと。
龍神である摩多羅神さんの身体の配色が同じで
ひえ~~
摩多羅神さんは牛頭天王みたいな存在で
日本にいる自然霊の龍や、神獣とは違っていました。
カテゴリー分けをすると神様なのに鎮座はしていません。
円仁さんが中国から変幻自在の龍をなぜ勧請する必要があったのか
どのように変幻自在になるのか
日本にいる自然霊の龍神と大きく違う部分など
摩多羅神さんの役割にはとても興味深いものがあります。
それで、摩多羅神社があることを知って驚いたのは
ここに参拝する10日前に日光の輪王寺にある常行堂へ行き
摩多羅神さんに初参拝したばかりだったからです。
せっかくなので挟んでみます。
左の建物が、摩多羅神さんのお社がある常行堂です。
中は撮影禁止でした。
かわいい孔雀に乗った阿弥陀さんを見られるのは
日本でここだけと言われていて、楽しみに行ったのですが
今は仏像の近くまで入れないようで、横からしか見られませんでした。
正面は見えないので木枠に寄って
隙間からチラッと覗いて部分的に見られる程度だったので
クジャクさんもあまり記憶に残っていません。
奥の摩多羅神さんの小さなお社も、少し離れたところで横から見る感じ。
阿弥陀如来さんを横から見れる場所の間から斜めに眺めるように。
見える場所も狭く、人の出入りも多いです。
識子さんは行かれた当時(もう7年以上前)
どちらも強いパワーで何度も行ったり来たりしたほど
と、言われていたので楽しみにして行ったのですが
現在は中に入れないようになっており、残念でしたが仕方ありません。
もしかしたら期間限定公開などあったりするのかな。
7年前にはどんな神様なのか答えてくれなかったそうですが
(そんな時は、知るのは今ではないタイミングと、識子さんが言われています)
今回、鰐淵寺でようやく知ることができ、とても感慨深いことです。
ご利益についてや、記憶を消されたかも?
という摩多羅神さんのお話はこちらの本に書いてあります。
神さまと繋がる神社仏閣めぐり/Amazon
神さまと繋がる神社仏閣めぐり/楽天
話は戻りまして、根本堂との分岐点まで戻り
次は蔵王堂がある浮浪の滝(ふろう)へ行きました。
驚異なパワースポットだったことを後で知りました!!
入山してからずっと静かで穴場な季節かもしれません。
雰囲気のある森林浴も出来て癒され、心も整いました。
受付以外でお寺の関係者らしき2人の方にあった以外
誰にも会わないという、貸し切り状態。
川を渡るのはちょっとドキドキ。
でも楽しい!
そうそう、こんな階段が多いときとか
結構歩くなあ、というときは最澄さんが識子さんに
「歩くことも修行である」と言った言葉を思い出し、自分を励ましています。
仏様になっている最澄さんですが、今も修行を続けられているそうで
識子さんの横に並びながら歩いてくれた
というお話をこちらのブログで知りました。
仏様の修行とは
あれ、最近歩いていないかも?
というときなどに、ハッと我に返り散歩に出て歩いたりw
自分の足を使うということが大切なようです。
この建物の左から奥の道へ、さらに進んで行きます。
こんな道を歩いて行くのねとご参考に。
予想より、山奥に入っていくなあ~
おっと、また夫が(シャレか?)
止まって何かを見ています。
小さいですが2匹目のヘビを見つけましたあ(*^-^*)
1匹目は大きかったのですが逃げ足が早く
夫しか見ていないうえに、写真や動画も撮れませんでした。
神社仏閣の境内でヘビを見かけるのは
悪い意味ではなく神仏の歓迎サインなんですよと
識子さんが教えてくれていますので
見かけたときは、喜んでくださいね!
私は基本、虫とか爬虫類とか怖くて苦手な人なのですが
蝶やハチ、トンボ、カラス、ハト、鳥類、トカゲ、ヘビ、ネコ、犬などなど
境内で遭遇する、寄ってくる生き物は神仏の歓迎サインなんだと知ってからは
神社仏閣にいるときに限り、あまり怖くなくなりました。
2匹目は「写真撮らせて~、動画も~」とか声をかけてみたら、
止まったりスローな動きでしっかり撮らせてくれました。
よかったら最後の動画で見てくださいね。
ここを越えたら到着でーす!
この滝周辺は聖地でパワースポットだそうです!!
被写体がいたほうが、蔵王堂や岩々の高さや圧などが
わかりやすいかと思います。
これ以上、蔵王堂へは近づけませんでした。
ここまででも、ズベッと滑りそうでハラハラして登りました。
コケてお尻をついたのに、まったく汚れてなかったという
識子さんの不思議なお話には
摩多羅神さんの凄さが現れているように思います。
しっかり滝の水で手を浸し、頭頂部にも聖水をチョンチョンしました。
霊体が透明になるくらいの浄化作用のほか
それ以外のありがたい作用もあり
想像以上の驚異的パワースポットなのでした。
重厚で厳かな雰囲気ですね。
摩多羅神さんの波動も浴びられるそうです。
動画も撮っています。
境内の雰囲気や摩多羅神社、滝の高波動も含めて
楽しんで頂けたらと思います。
最後までお読み下さり
いつもありがとう存じます。
これから鰐淵寺へ行かれる方へ
摩多羅神さんの予習をして行かれると充実した参拝になると思います。
虫対策、熱中症対策をされ、素敵な参拝となりますように。
鰐淵寺
島根県出雲市別所町148