恐山といえば、
心霊スポットのような怖い場所というイメージを
持っている人も多いのではないでしょうか。

私も子どもの頃にテレビで見た
イタコが出てきて、死者の霊を呼び出す……。

有名な某番組の恐山の印象が強くて
そんな映像を見ていたから
恐山なんて一生行くことはないだろうと思ってたくらいw

ところが、私にとってスピ系の師匠ともいえる
桜井識子さんの本の中に

恐山とはこういう場所でしたよと書かれてるのがあって
それを読んでからイメージがガラッと変わりました。

えっ? 恐山って、そういうところなん?

それなら行ってみたいかも!

しかも、識子さんは恐山の宿坊に泊まらないともったいないとも。

というのは、恐山は見どころが多いのです。

境内に湧き出る温泉はパワーがあって
美肌効果のほかにも様々な恩恵があり、
宇曽利湖では、亡くなった家族やご先祖様に会えるとか。

これはもう、実際に行ってみるしかない!

というわけで、青森県の神社仏閣巡り初日は
恐山菩提寺の宿坊「吉祥閣」に泊まることにしました。

そして、恐山へ向かう途中から
さっそく不思議な出来事が起きたのでした……。

夕方の恐山、境内の全景

恐山へ向かう途中に起きた不思議な現象

恐山まで、あともう少し。
時刻は15時前後だったと思います。

車内では夫と二人、ウキウキしながら恐山へ向かってました。

「熊でもイノシシでも、なんでもこ~い! 動画に撮ったるで~w」

なんて冗談を言ってた、その直後。

充電中でダッシュボードに置いてあるスマホから
突然、不動明王の真言が流れ始めたんです。

「ノウマク サマンダ バザラダンセンダ マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタカンマン」

えっ!?

なんで!?

指一本ふれてないし、
ここ最近は再生したこともなかったのに。

たしかにスマホには、桜井識子さん監修の
『神仏をいつも身近に感じるために』というCDを
ミュージックアプリに入れてます。

神仏をいつも身近に感じるために/楽天

これには本物のお坊さんが唱える真言や
般若心経に護摩供法要、
そして、神職さんが唱える祝詞なども収録されてて

自宅ではCDプレイヤーにCDを入れっぱなしで
毎朝、窓を開けて部屋の中を浄化するために流してるので
普段から聞き慣れてはいます。

中でも7曲目のお不動さんの真言は大好き。

でも、今は車の中。

ふれてもないのに
突然そこから流れ始めたんでビックリです!

夫はもちろんハンドルを握ってますw

ちなみにこのCDは、
識子さん自身が旅の道中などで

身の危険を感じ、幽霊などを祓いたいと思ったとき
不動明王の真言や般若心経を流して使ったりもされてます。

真言やお経は波動が高く
よくない霊や悪いものたちは嫌がるはずなので
そういった者が自分から流すことは考えにくく

まったく怖いと感じることはなく
むしろ、嬉しいなと思いましたが、さすがに驚きましたw

スマホでこの曲を再生しようと思ったら、

まずはロックを解除して画面を開き
ミュージックアプリを開いて
識子さんCDのファイルを選択し
7曲目にある不動明王真言を選び
再生ボタンを押す。

という操作が必要なんですよ~。

このとき、この状況と重なる出来事を
識子さんも体験していたことを瞬時に思い出してました。

識子さんのスマホの、お勉強アプリが勝手に開き
「ハーイ、エブリワン!」といきなり英語でしゃべった、あの話を。

それは「パワーが強いお稲荷さんが操作した」のでした。

なので、今回の真言を流したのも
パワーある神仏なのかもしれないなあと、直感的にそう感じたのです。

識子さんは恐山のお地蔵さんはパワーが強いと言ってたから
もしかしたら、お地蔵さんなのかな?

はたまた恐山にいる龍神さんなのか、それとも別の神仏なのかな?

そこはまだハッキリとはわからない。
でも、すぐに声に出して、お礼は伝えました。

そして、こうも思いました。

「もしかして、聞きたいんかな?」😆

というわけで、音量をグッと上げて、
恐山に着くまで、そのまま流しておきましたあw🎵

極楽浜へ向かう岩々の風景

恐山の宿坊・吉祥閣へ泊まった感想

恐山菩提寺に到着し、今回のお宿である吉祥閣へ。

館内はきれいで部屋も広くてゆったりしてました。
2人でもスペースが余って使いきれないほど解放感のあるお部屋で
宿坊であることを忘れそうな居心地の良さでした。

宿坊内部は撮影禁止なので外観だけ載せておきますね。

恐山の宿坊、吉祥閣の外観

この日は1人で宿泊されてる人も数人いましたよ。

住職さんの話では、毎年泊まりに来られる方や
中には数週間も長期滞在される方もいるそうで
その気持ち「わかる~」と思いました😊

みなさん恐山の滞在を思い思いに楽しんでる様子を伺える
ほっこりしたお話も聞かせてもらって
私も、また泊まりに来たいと思いました。

精進料理は品数もあり、十分に満足できる食事でした。
味はとっても美味しく、お腹いっぱいw

恐山の精進料理の夕食

ご飯のおかわり、しちゃったw
温かいお茶も飲めます。

そして、「霊場恐山」と金色で書かれた
かっこいい塗り箸は持ち帰り可能でした。

朝食の精進料理

恐山を訪れるなら、日帰りでお参りするだけでなく
宿坊に泊まってみるというのは、私もおすすめしたいです。

時間に追われずに境内をのんびりと散策したり
夜・朝の空気の違いを感じたりできるのも
宿泊するからこその醍醐味だと思うんです。

早朝の恐山を動画でも紹介してます。

まだ開門前の参拝者が誰もいない静かな境内を歩いて
神聖な気や、昇りはじめた太陽の暖かさを感じながら
龍神、地蔵殿や奥の院、極楽浜、宇曽利湖などを巡りました。

👉 前編:恐山の朝の空気を感じてみたい方は、こちらをどうぞ。

夜の恐山の境内も、せっかくなのでチラッと見に行ってみました。

確かに識子さんが言うように
心霊スポットを思わせるような怖さは感じませんでした。

もう、この日集まってきた霊は全員、お地蔵さんが成仏させたのかな?
と思うほどのスッキリ感があったからです。

ただ、「熊が出たら怖いかも!」とは思いましたけどネ(^-^)

恐山の夜の境内の雰囲気

宇曽利湖は、あの世とこの世をつなぐ場所?

識子さんによると、宇曽利湖は単なる美しい湖ではなく

湖の真ん中あたりが、あの世とこの世の境目になってて

あの世への入り口、あの世へのドアのような場所だそうです。

最初は識子さん自身でさえも、
そんな神秘的な仕組みがあるなんて信じられなかった
と言われてました。

そして、宇曽利湖がだんだん近づいてくると
肌がサワサワするような
鳥肌とは違う初めての感覚があったとも言ってた。

このあたりのことは実際の体験談として
『神様が教えてくれた金運のはなし』という著書で
「あの世とこの世を繋ぐ恐山」の部分で詳しく語ってくれてます。

本を読んで知ってるとはいえ
自分が実際に行ってみてどう感じるのか興味がありました。

そして、目の前で湖を見たとき、なんともいえない感覚に。

なんというか、ちょっと泣きたくなるような
魂がジワ~~ッと感動するような不思議な感じ。

極楽浜と宇曽利湖が見えてきたあたり

うまく言葉にできない感情で、ただ景色が綺麗というだけじゃない
何か心に響くものが確かにありました。

これは訪れた人にしかわからない感覚だと思うので
一生に一度は行ってみて、体験してみて欲しいです。

宇曽利湖は死者の中でも
成仏している亡くなった人やご先祖様と
濃く繋がれる、会える場所だと言われてます。

その詳しい仕組みや、恐山の宇曽利湖を
どのように活用すればいいのかについても書かれているので
興味のある方は是非、こちらの本をご覧くださいね。

神様が教えてくれた金運のはなし本の表紙

神様が教えてくれた金運のはなし/Amazon

また、お地蔵さん関連として、こんな興味深い話も出てきます。

交通事故や水難事故で亡くなった人のために
なぜ現場にお地蔵さんが祀られるのか。

成仏できない霊とお地蔵さんとの関係など、
私自身も「そういうことだったんだ」と納得する内容がありました。

こうした話を知ってから宇曽利湖を見ると、
また違った気持ちになると思います。

恐山が昔から死者と深いつながりのある場所として知られていることも
少し違う角度から考えられるようになりました。

話を戻しまして
夕方とは違う湖面の色が見たかったので
翌朝早起きし、張り切ってまた宇曽利湖を見に行きました。

そのあとに参加した早朝の勤行で住職さんがこんなことを言いました。

「今日は晴れましたね~快晴ですよ!」

「一年を通しても、ここまでは~なかなか晴れにくい」

「こんなに天気がいいと、湖が虹色に見えることがある」

「ちょっと歩くけど、良かったら食後に湖を見に行ってみてくださいね」

とお話してたので…。
朝食後にまたまた見に行くことにしましたw
(何回見に行くねんw)

虹色に見える宇曽利湖

虹色みたいなグラデーションってこれのことかな?
滅多に出会えないからこそ「極楽浄土」に見えるのかもしれません💡

朝の宇曽利湖、虹色の湖面を近くでカラスと共に

どこからともなくやってきて、近くに寄って来た1羽のカラスも一緒にw

夕方、翌朝、そして朝食後。
なんと、宇曽利湖を3回も見に行っちゃったw

でも、それくらい、もう一度見たいと思わせる湖だったし
もっと長くここにいたいという気持ちにもなりました。

宿坊から地蔵殿へ。お薬師さんに招かれた?

実は、恐山へ向かう数日前から、切れ痔っぽい症状が出てました。

翌々日には山岳系の神様がいらっしゃるという
岩木山へ行く予定なのに。

せっかく青森まで来たし、山に登ってご挨拶したい。

でも、微妙な出血が続いてる状態で神様のところへ行くのは、
私が学んできた参拝の考え方では気になることでした。

このまま治らなかったらどうしよう……。
そんな不安を抱えてました。

恐山の宿坊に泊まった夜。
お坊さんの説法を聞くために地蔵殿へ向かっていたときのこと。

地蔵殿へ向かう渡り廊下

渡り廊下の突き当り、
地蔵殿とは反対側に薬師堂があるのを見つけました。

「あ、お薬師さんがこの中にいるんだな~」

でも、入口の扉は閉まってる。

一般の参拝者が自由に入れる場所じゃないんだな、
と思いながら、そのまま地蔵殿へ向かいました。

そして、この日は住職さんの楽しい説法を聞いて、その日は終了。

翌朝、勤行に参加するため、再び地蔵殿へ向かってると
すぐ前を歩いていた年配のお坊さんが、薬師堂のほうへと曲がり
クルっとこっちを向いて、私たちに手招きしてきました。

「こっちへきなさい」

えっ!?

夫と私は、びっくり。

いや、そう言われましてもこれから勤行ですし
もうすぐ始まる時間なんですが…。

と、少し戸惑ってると、早く来なさいという雰囲気で
何度も手招きしてくる。

「早くこっちへ! 入りなさい」

そして、

「特別ですよ」

とも言われた。

えええっ!?

まさか、入れるとは思ってなかった薬師堂に案内してもらえるとは!

しかも、そこの天井には絵が描かれていて
その絵は、案内してくれたお坊さんが自分で描いたものだと
ちょっと自慢気な笑顔を向けて話してこられたw

厳しそうに見えて、なんともユニークで優しいお坊さん。

そして、お薬師さんの仏像とご対面。

それは石でできた仏像で
見た目はお地蔵さんのようでしたが

こちらは薬師如来さんということで
手を合わせることができた感謝のお礼を伝えたあと
お薬師さんの真言を唱え、急いで自己紹介をしました。

そして、私はお薬師さんに

「願い事があるのではないか?」

と言って頂けたような気もしたので
思い切って、お願い事をさせてもらいました。

「実は、数日前から切れ痔?のような出血の症状が
ちょっと続いてて困ってます。
岩木山の山頂にも行く予定なので、どうか治してください」

そんなふうに、困っている事情をさらに詳しく伝えました。

この参拝をさせてもらえたのは、
お薬師さんが招いてくださったのではないか。

私たちは、そんなふうに感じてます。

そして、数時間が経ったあと。

トイレに入ったときに確認すると、ペーパーに血がつかなくなってた。

えっ、止まってる!?
少しあった違和感も消えていたのです。

その後も症状はなくなり、今に至るまで再発してません。

何が原因で治ったのか科学的に説明しようもありません。

でも、困ってたときに
思いがけず薬師堂へ案内してもらい、お薬師さんにお願いをした。

そして、その後に症状がなくなった。
私にとっては、とてもありがたく、不思議な体験でした。

ちなみに、翌々日の岩木山は、
天気自体は良かったのに、
山頂付近の強風のためロープウェイは運休となりました。

風速15メートルとのことで、結局、山頂へは行けず。

そこは行かれへんのかい!w

せっかく体調が整ったのに、まさかのオチが待っていたのでした。

というわけで、岩木山の神様とは
識子さんが積雪で山に登れなかった時期に行かれたのと同じ
裾野でも繋がれるという場所でご挨拶したのでした🙏

恐山の温泉はパワーが強いってほんと?

識子さんは、恐山の温泉について
美肌効果でつるんつるんになるだけじゃなく

地球のエネルギーで細胞が活性化し、霊的なパワーも充電できる
パワーがありすぎる温泉という話で
恐山の独特なパワーや仏様の高波動ももちろん入っているとも言ってました。

恐山の境内にある女湯ぬるめ

だから私は泊まって何度も温泉に入りたいと考え
気持ちあせらず落ち着いて心に余裕をもって、
じっくり温泉に浸かりたいと、とってもとっても楽しみにしてました。

境内の女湯温泉あつめ

どれどれ、チャップ~ンと入ってみると……。

いや、もう、めっちゃ気持ちいい!

想像以上にお肌はツルツルになるし、体の芯から温まるし。

明るい時間の境内の温泉内部

境内の女性風呂は2つあって
私が入ったときは片方がちょっとぬるめで、片方はちょっと熱め。
どちらも貸し切り状態で入ることができました♨️

薄暗くなった境内温泉内部の雰囲気

そして、特に印象に残ったのは、身体の内側からボアボアするような感覚。

地球のエネルギーって、こういうことなのかなあ?

そんなふうに思うほど、湯に力強さを感じましたし
湯冷めすることなく、翌朝になっても身体がほかほかしてました。

これは、また入りたい!
近くにあれば通ってますね。

ちなみに、日光の温泉寺というお寺の境内にも
パワーある温泉が湧いて出ています。

こちらはお薬師さんの波動が入るパワーある温泉だと
識子さんがオススメされてたので行ったことがあり
以前、こちらの記事にそのときのお話を書きました。
仏様のパワーが入る温泉に興味がある方はどうぞ読まれて見てくださいね。
奥日光湯元温泉の温泉寺は秘湯、湯治場にも

恐山には複数の温泉があるんですが、住職さんの説法では、
宿坊内の温泉も含めた5か所の温泉はそれぞれ効能が少しずつ違い
湯治としての特徴もあると言われてました。

こんな病気の症状が治った方がいるんですよ、
という話も聞かせてくれました。
温泉好きなら、
宿坊に泊まって温泉をゆっくり楽しむのもおすすめだと思います。

日帰りでも「温泉に入らないのはもったいない」と思うほど
素晴らしい温泉でした。
境内の温泉はなんと無料で入れます!

境内にある龍神さんの雰囲気

龍神を祀る階段と鳥居を見上げる

恐山には、龍神様をお祀りしている場所があります。

到着したあと「一晩お世話になります」とあいさつに行き
翌朝は「快晴にしてくださりありがとうございます」と参拝しました。

仏様をお参りしているときとは、
また違ったスッキリする感覚がありました。

識子さんの話では、恐山の龍神はこのへん一帯を守りつつ
天気も管理しているような存在だと。

恐山の龍神のお社

翌日は晴れ間も見られたので
気持ちよくお参りできたのがありがたかったです。

こうした話を知ったうえで訪れると
空の様子から境内のさまざまな場所に目が向くようになりますね。

恐山は広いので、時間に余裕を持ってゆっくり歩いてみるのがおすすめです。

恐山は死生観と向き合う時間の旅

最後に、恐山といえばイタコさんも有名ですね。

住職さんの話によると
イタコは恐山菩提寺に所属しているわけではなく
独立して活動している人達とのこと。

お寺とは無関係だったんですね。
詳しくは、恐山菩提寺の公式サイトにも案内があります。

恐山には、言葉では簡単に説明できない独特の雰囲気があります。

三途の川にかかる橋や、
風車が並ぶ景色を目の前にすると、
あの世とこの世の中間地点にいるような気持ちにもなりました。
(風車はお花の変わりだと授与所の方が言われてました)

三途の川の橋を横から

私にとって恐山は、まるで異世界に足を踏み入れたような、
今まで感じたことのない場所でした。

実際に訪れてみたからこそ
初めてわかることもあるんだなぁと思いました。

恐山が気になってる人は、
ぜひ行って、自分の目でその景色を見て
感じてみてほしいと思います。

きっと、行く前に抱いてたイメージとは違う何かを感じられると思いますよ。

最後までお読みくださり
いつもありがとう存じます。

多くの方に神仏のご加護が届きますように。

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