三瓶山(さんべさん)に近い秘湯の千原温泉(ちはらおんせん)は
源泉かけ流しの濃厚成分で、湯治場として口コミで有名な名湯
知る人ぞ知る温泉治療の薬湯、ということで興味があり行ってみました。

二酸化炭素泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉
千原湯谷湯治場(ちはらゆんだにとうじば)と書いてあります。
ここは食事なし、日帰りのみです。

島根県の神社仏閣巡りをした時に見つけた泉質重視のオススメ温泉。
近くへ行かれる際は、お楽しみとして、参考になりましたら幸いです。

2023年5月下旬 AM7:25
30分ちょっと早く着いたので
温泉を持ち帰れる場所も散策しました、そこも紹介しますね。

洗髪や石鹸で身体を洗えませんのでご注意ください。
本格的な湯治場のようです。
もちろん治療に関係なく、泉質を純粋に楽しみたいんです
という人も入浴できます。

記載にあります通り
外にあるトイレを済ませてから入浴したのに、それでもしたくなり(^-^;
ガマンを頑張りましたが・・約30分で出ました(笑)
外へ出たら再度入浴はできないので、もうちょっと入ってたかった!

入湯 大人一回  500円
子供一回  300円
タオル 200円
部屋休憩(5時間内)1200円/人

千原温泉公式ページ

千原温泉の公式ページから効果効能や、どうして効くのかなど
歴史を隅々まで読んでいたら、湯治場余談話でここの薬師如来さんは
あの!一畑寺(一畑薬師)から分けてもらっていると書いてあったのです。

一畑寺の薬師如来さんは、特に目の病気にご利益が強い仏様
ということを、神仏が視えてお話ができる
桜井識子さんが言われていて、私達も参拝したことがあるのです。
それを書いた記事はこちら。
一畑薬師は目の病気、眼球を転がす仏様!

湯治場のすぐそばにお堂があるのは希少だと思いますし
霊験あらたかと言われるのも納得です。
じつは、お寺の境内の中で温泉に入れるという希少なお寺があります。

全国の神社仏閣を2000ケ所以上参拝して、神仏と会話してきた識子さんが
仏様の高波動も入っているすごい温泉を見つけたと言われていたお寺は
青森県の恐山菩提寺と栃木県の日光にある温泉寺です。

自分達も、日光の温泉寺は行ってきました。
成分も濃厚な湯に力がある硫黄系の温泉です。
ただ、温泉寺は冬季休業期間があり、詳細はこちらの記事に書きました。
奥日光湯元温泉の温泉寺は秘湯、湯治場にも

効くのが早いので滞在を長くしなくても良いのでは?と思えるところです。

温泉寺の薬師如来さんは万人に効く
治すパワー癒すパワーをお湯に入れているそうで
仏様の高波動が濃密に入っているという、ありがたい温泉だそうです。

神社では三峯神社の神域内に温泉があり波動が高いお湯となっていて
自分達も浸かってみたら、ものすごいパワーを感じた温泉でした。
参拝したときの記事はこちらに書いています。
三峯神社パワースポットと温泉パワー

識子さんはものすごい数の神社仏閣を訪れていますが
現時点で境内にあった温泉については3か所しか紹介されていません。
秘湯を巡る参考になったら嬉しいです。

話を戻します、千原温泉から5分もない、川沿いに温泉が汲める場所があります。

真上からみた感じです。

ぐるっと周り込み階段を降りて行くとすぐでした。

持ち帰り源泉で有料となっています。

この扉、開けなかったのですが、開けてよかったのかな?

温泉の成分で色が変わっています~すごいですね。
効きそう~

散策していたら時間経つのがすぐでした。
お金を受付で払って外へ出て、こちらに入り直しました。

エモい雰囲気ですね~

趣があって、ワクワクします。

三瓶山の石?なんだろう?
スタンプラリーを1枚もらってみました。

階段を降りていくと、ジャジャーン。
すごーーい、味のある作りです!
夫と私の貸し切り状態でしたので、あずましかった~

非加熱源泉で36度はないと思うので、ぬるいです。
足の真下から源泉が沸いて出てくるという、すごい温泉。
炭酸泉みたいに気泡がブクブクブクブクと
気持ち良く浸かっていられます。

温度が低いので、夏は快適に入れる温泉だと思います。
寒い季節は熱い温泉を入れた五右衛門風呂に浸かって上がる
というスタンスのようです。

生きている温泉というのは、湯の力だけではなく
湯の表情もこんなに違うものなのかと
ぬる湯に浸かってみて気づいたのでした。

いやーしかし、1時間くらいで出ようと思っていたのに
トイレが我慢できなくなったせいで30分も入れず。。。
遠くまで来たのに。(悪い物が出たのかも)

温泉の湯の力を思い知らされました。
身体を拭くときは少し寒い感がありましたが
服を着たら汗ばむ熱さで、ホカホカホワホワしていました。

そこから35分ほど車を走らせた所にある
『頓原天然炭酸温泉 ラムネ銀泉』という温泉で、はしご湯をしました。
日帰り湯です。

ラムネ銀泉の源泉の色は無色透明で、3週間程度かけて
透明 → グリーン → イエローグリーン → イエロー → オレンジ へと
変化するのが特徴で、湯色の変化は湧出成分によるものだそうです。

行った日は、イエローと書いてありました。

源泉に含まれる炭酸ガスが1,040ppm以上で炭酸水素イオンが1,260ppm以上と
二酸化炭素泉(炭酸泉)と炭酸水素塩泉の相反する性質を
高濃度に併せ持つ、日本でも珍しい源泉かけ流し温泉とのことです。

湯の中が物凄くシュワシュワシュワシュワしていて
ひんやり感と清涼感がある不思議な感覚でした。
夫は入浴中にジンジンしてきたそうです。

源泉は約15℃なので浴槽の温度は加温して38~40℃に。
貸切風呂では、源泉そのままの水風呂にも入れるそうです。
ここは洗髪や身体を洗えますし、個性ある温泉が魅力的。

料金 大人600円 / 小中学生300円、幼児無料
貸切風呂 1時間2,400円 ※要予約
頓原天然炭酸温泉ラムネ銀泉の公式ページ

そして温泉津温泉(ゆのつおんせん)薬師湯です。
湯治の湯としても好評らしいです。
建物の中はレトロ調で風情があり、エモいなあ!という感じです。

源泉は施設の真後ろ地下2~3メートルから湧き出す
自然湧出の源泉かけ流し温泉。
(ナトリウム・カルシウム塩化物泉)

源泉は透明で空気に触れると薄い茶褐色のような
または季節や時間によって黄金色やエメラルドグリーンっぽい色に変化したり
朝と夜とでは温泉の表情が異なるという魅力的な温泉のようです。

源泉の温度は約46℃で、浴槽の手前付近は約42℃位とか。
熱い湯なので、ゆっくり長くは浸かれません
出たり入ったりを交互に繰り返して浸かるタイプの温泉です。

鉄系の香りがする力を感じる湯で、弱酸性で肌がスベスベしました。
シャワーがあり洗髪・身体洗いOKですが、シャンプーや石鹸は置いてないので
洗いたい人は持参されるか購入となります。

湯上り後は汗がドッと噴き出てしばらく汗が止まりません。
2Fで少し休憩して、3Fの屋上テラスを見に行ったら
コーヒーが無料で飲めるという、おもてなしに感謝しました。

大人600円、小人(1歳~小学6年)300円
貸切湯(40分間)予約可 詳細は公式へ
温泉津温泉 薬師湯の公式ページ

温泉動画も撮って来ていますので
よかったらご覧くださいね。

最後までお読みくださり
いつもありがとう存じます。

千原温泉
島根県邑智郡美郷町千原1070

頓原天然炭酸温泉ラムネ銀泉
島根県飯石郡飯南町頓原1070番地

薬師湯 温泉津温泉
島根県大田市温泉津町温泉津7-1